前回は「セイコー オンライン修理」にSARB035のオーバーホールを依頼し、腕時計を発送するところまでを紹介しました。
その後 SARB035のオーバーホールは完了し、無事に私の手元に戻ってきたので報告したいと思います。
「セイコーによるオーバーホール作業にはどのような工程があるのか?」
「各工程はどのようなスケジュール(日数)で進められたのか?」
「修理内容はどのようなものだったのか?」
という点に注目してご覧ください。
セイコーに腕時計が到着
私が腕時計を発送キットに梱包し、セイコーに送ったのが 2024/02/26です。
2024/02/28にセイコーから「腕時計到着」メールが届きました。
時計をお預かりしましたよ〜。
「セイコー オンライン修理」を利用すると随時メールで連絡がもらえて、専用サイトで修理状況をいつでも確認することが可能です。
さっそくメールに記載されたリンクをクリックし、サイトにログインしてみました。
これからまず正式な見積もりが始まります。
ここで概算見積り金額を超えるようならメールが届くはずです。
腕時計のオーバホール(修理)開始
2024/02/29にはセイコーから「修理開始」のメールが届きました。
これから時計の修理を開始します。
改めてWebで修理状況を確認すると、修理開始の工程に入った旨の表示に変わっています。
私の場合は「正式見積り金額=概算見積り金額」だったようです。
そのため(連絡なしで)すぐに修理が開始されました。
腕時計のオーバーホール(修理)が完了
2024/03/19にセイコーから「修理完了」のメールが届きました。
時計のオーバーオール(修理)が無事完了しましたよ。
サイトでも修理が完了したことが確認できます。
腕時計の配送日を指定
これから腕時計返送の工程に移るわけですが、日時指定で送ってもらうなら「希望日時」を伝える必要があります。
そこで画面上にある「日付選択」ボタンをクリックします。
すると「配送日指定」画面に遷移するので、ここで希望日時を選択します。
私は最短で受け取りたかったので 2024/02/25の午前中 を指定しました。
この時点ではまだ日付が確定されていないのでご注意を!
元の画面に戻ったら「返送日時を確定する」ボタンをクリックしましょう。
これで日時選択の手続きは完了となります。
あとは腕時計が戻ってくるのを楽しみに待つだけですね。
早く戻ってこないかなぁ〜♪
腕時計発送
その2日後にサイトを確認してみると、2024/03/21に腕時計が発送されたようです。
もうすぐ届きますよ〜。
腕時計が到着
そして2024/02/25に腕時計が自宅に到着しました♪
腕時計は2つのスポンジでしっかり保護されて箱に入っています。
今回の「修理明細票」も同梱されてますね。
こちらがオーバーホールから戻ってきた「SARB035」です。
ケースを研磨したわけではないので見た目は何も変わっていませんが、約1ヶ月ぶりに手元に戻ってきて嬉しいですね♪
ここで「修理明細票」に書かれた内容を確認してみましょう。
どうやら噂どおり「6R15」ムーブメントは新品交換されているようですね。
パッキン類の交換やケース/バンド洗浄、各種点検、防水検査もされています。
修理代金は税込で23,870円。
私はこれを代引きで支払いました。
さっそく腕に装着してみます♪
セイコーらしい落ち着いた文字盤デザインがSARB035の特徴で、ビジネスやフォーマルな場面において安心して使えます。
その後の精度は?
オーバーホールから戻ってきて毎日のように使っていますが、日差は+4〜+5秒ってところでしょうか。
なかなかの精度で動いているので大満足です。
オーバーホールに出してヨカッタ♪
これからも大切に使わなきゃ。
まとめ
今回は「セイコー オンライン修理」でオーバーホールした場合、どのようなスケジュールで作業が進んでいくのかを検証してみました。
時計によっても日程は前後するでしょうが、腕時計を発送してから手元に戻るまでの期間はだいたい1ヶ月程度のようですね。
これは街中の腕時計屋さんに直接持ち込んだ場合と同じくらいではないでしょうか。
メーカー自身によるオーバーホールということで安心してお任せできますし、「セイコー オンライン修理」はオススメできるサービスだと思います。
改めて「SARB035」はホントにいい時計で、これがディスコンになったことは残念です。
現行で「プアマンズ・グランドセイコー」と呼べるモデルといえばこちらでしょうか。